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インタビュー

千田 喜子

責任を持って治療方針を決定

幅広い疾患を診るために

 医者がいない地区の出身だったことから、将来、おじいちゃん、おばあちゃんの健康相談にのれる存在がいたほうがいいかなと思ったのが、この道に進んだきっかけの一つです。学生時代から、幅広い疾患を診ることができる総合診療科に特に興味がありました。私が入ったイーハトーヴ総合診療科プログラムは関連施設が多く、その中から「ここで学びたい」と思う病院を中心に研修しています。初期研修は中央病院で、専攻医1年目は2月まで中央病院、3・4月は必修の救急科研修を岩手医科大学附属病院の高度救命救急センターで受けて、5月から中部病院に来ました。自由度が高く、私がしたい勉強を希望する病院でさせてもらっていて、非常に私にとってはありがたいプログラムです。

患者さんとの対話が大切

 専攻医になって、患者さんとご家族と相談して、検査や治療方針などを決め、その決定に対し責任を持つという立場になりました。今も上級医に相談しつつではありますが、患者さん本人とご家族と対話し、考えを確認することが重要だと実感するようになりました。判断材料をもとに、どうやって決めていけばいいのか、そのプロセスが徐々に分かるようになってきたと思います。将来は在宅医療、地域でのかかりつけ医のようなポジションで働きたいと考えているので、いろいろな先生方からご助言頂いた「検査結果やカルテを通じてではなく、目の前の患者さんを見なさい」という言葉を大切にしながら、今のうちにしっかり自分の診療レベルを上げていきたいと思います。

千田 喜子

千田ちだ喜子きこ

専攻医

岩手県滝沢市出身 1996年生まれ
岩手医科大学卒
臨床研修病院:岩手県立中央病院

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